BBCドラマ版「高慢と偏見」6つの魅力

映画・ドラマ

※この記事はネタバレを含みます。

 

はじめに

BBCドラマ「高慢と偏見」。

有名なイギリス人作家、ジェーン・オースティンが書いた小説を、ドラマ化したものです。

ジェーン・オースティンの作品はとても人気で、いろんな作品が映像化されていますが、「高慢と偏見」だけでも複数の映像作品があります。その中でも私は、BBCドラマ版の「高慢と偏見」が大好きです!!

今回はその、BBCドラマ版「高慢と偏見」の魅力をたっぷりとお伝えします!

 

 

BBCドラマ版「高慢と偏見」6つの魅力

魅力その1「エリザベスみたいな女性が主人公であること」

これは原作あっての話になってしまうのですが、エリザベスのキャラクターがかなり好きです。

現実的なものの見方と、ちょっと皮肉屋なあの性格・・・まっすぐものを言うけど、人当たりがよく知的。

エリザベスはかなり魅力的な女性ですが、一般的な恋愛ドラマだと彼女みたいな人が主人公になることは少ないと思うんですよ。

例えばこれがディ〇ニー映画だったら、主人公はジェーンになっていると思うんです。とっても美人で、一途に素敵な王子様を想い、人の悪意にも気づかず、ただただ純粋・・・。

この作品では、こういった「イノセントな女性」が主人公ではなく、悪口も言っちゃうような女性が主人公なのは、とても好きです。

エリザベスの性格はお父さま譲りですね。だからお父さまにも一番気に入られているのでしょう。

しかしああやって、自己を貫き、現実的にものごとを捉えてきれいごとは言わず、嫌な人の悪口を言いつつも、ひん曲がった人間にはならず、美しく上品に生きるってどうやっているんでしょうか??エリザベスという女性は同じ女性として本当に憧れの存在です。彼女のようになりたいなーとよく思います。

主人公が魅力的なのは、作品を愛するにおいて非常に大きなポイントです。その点でこのドラマは大成功を収めているなと思います。

 

 

魅力その2「ジェーンとエリザベスが絵画のように美しい」

これは映像作品だからこそ出せる魅力ですね!

昔の髪型や服装がさらにそう見せていると思うんですが、ジェーンとエリザベスが本当にきれい!二人でおしゃべりしている場面など、これは絵画か・・・?!と思ってしまうほどです。

特にジェーンは、よくこんな天使のような人を見つけてきたな、と感動を覚えます!くりくりのお目目にくるんとしたブロンドの御髪・・・ジェーンの性格も相まって、本当に天使のよう。

エリザベスはジェーンとは違い、はっと目を引くほどの強い印象はないのですが、内面からにじみ出てくるような知的な美しさがあります。いつも朗らかな表情をしているところも、美しさに拍車をかけていますね。

ドラマで、ベネット家の5人姉妹の中ではジェーンが1番美しく、エリザベスが2番目に美しいという設定がありますが、その設定にも見事に当てはまっています。どちらの女優さんの方が美しいかという話ではなく、物語の設定どおりに見せることができている点が素晴らしいのです。

ライティング(光)等の撮影技術もいろいろ工夫されて、あの美しさが実現したのでしょう。二人の美しさだけでも、十分に見る価値があります!

 

 

魅力その3「それぞれのキャラクターが際立っている」

これも原作ありきの話になってしまいますが、登場人物それぞれのキャラクターが際立っています。

どこかコミカルで面白いお母さま、皮肉屋でユーモアあふれるお父さま、わがままで元気いっぱいな末っ子リディア、キャサリン・デ・バーグ令夫人にごますりばかりしているコリンズ氏、などなど・・・。みんなそれぞれの個性が光っています。

特にお母さまとお父さまの性格の違いが良かったですね!お母さまはちょっとあまりにも無作法で、ああ~やめて~と腹立たしく思うときもあるのですが、基本見ていてとても面白いです(笑)。お父さまは知的なユーモアが溢れていて、お母さまとの掛け合いが非常に見ていて楽しかったです。

原作の良さもあるとは思うんですが、この個性の際立ち加減は、キャスティングの上手さのおかげなんじゃないかな、と思います。

 

 

魅力その4「なんと言ってもミスター・ダーシー!」

この作品を語る上で絶対外せない存在、それがミスター・ダーシーですね!

私がコリン・ファースを好きだからというのがありますが(笑)、コリン演じるミスター・ダーシーはとても魅力的です^^ まあ最初のほうのツンツンとした性格は難ありですが(笑)、ブスッとした表情をしていても何とも可愛らしいです。キリっとしたお目目が、エリザベスに告白をするシーンではキラキラと輝きます。

こんな人なかなかおらんだろうという高慢な性格の彼が、変わろうともがく姿もドラマの魅力です。しかし彼の気持ちの変化は世界7不思議のひとつに入るくらい不思議です(笑)。どの瞬間でエリザベスを好きになったのか・・・「そこまで魅力的じゃない」と言っていた翌日には「彼女の瞳は美しい」って言う気持ちの変わりよう!笑 意外と素直にものを言うのがまた可愛らしいですよね^^

愛する人のためにより良い人間になろう、とするのは一番の愛の表現方法ではないでしょうか?そんなことできる人なかなかいません。その点ではこの「高慢と偏見」という作品は、かなり「理想の愛」を表現した作品ではないでしょうか。

さて、このドラマで、ミスター・ダーシーがペンバリーの屋敷にある池に飛び込むシーンがあります。このシーンは伝説のように語り継がれています(笑)。必見です!

 

 

ちょっと小話1「ブリジット・ジョーンズの日記が好きなら、高慢と偏見を観よう!」

ここでちょっと小話を。

「ブリジット・ジョーンズの日記」という映画を知っていますか?かなりメジャーな映画なので、観たことはなくても、名前は聞いたことあるという人は多いのではないでしょうか?

小説が原作なのですが、この作品は「高慢と偏見」をベースに作られているので、共通点がいろいろあるんですね!両方観ていると分かる小ネタ等もあるので、良かったらぜひ両作品セットで楽しんでみてください!

どちらも主人公のお相手役をコリン・ファースが演じていますし、どちらも苗字がダーシーなんですよ^^

 

 

ちょっと小話2「ミスター・ダーシー像がかつてイギリスにあった?!」

Mr Darcy surfaces as statue in London lake | Jane Austen | The Guardian

上のリンクを見ていただけると分かると思うんですが、ちょっと奇妙な(笑)ミスター・ダーシー像が、一時期イギリスの様々な湖をプロモーションで周っていたそう(笑)。ミスター・ダーシー像を背にインタビューを受ける人々の姿がシュールすぎます(笑)。

最後にはライム・パーク(ペンバリー屋敷のロケ地)へ行ったそうですよ!このペンバリー屋敷のロケ地であるライム・パークですが、一度訪れたことがあるので、また機会があれば記事にしますね!

こんな像が作られているという事実からも、この池のシーンがどれくらい有名かが物語られていますね(笑)。

原作にはないシーンですが、こんな風に伝説となるシーンを作り上げるのも、映像作品だからこそ成せる技ですね!

それにしても、その後ミスター・ダーシー像はどこへ行ったのか・・・笑

 

 

魅力その5「ストーリーが面白い!」

さて、本題に戻りましょう。

この作品の魅力5つめは、やはり「ストーリーが面白い」ことですね!やはり作品の魅力はこれに尽きますね!

「高慢と偏見」のストーリーは、「お金持ちでハンサムな男性が私を好きになる」という点はとても非現実的ですが、それ以外の細々とした点は非常にリアルに描かれているんですよね。

ご近所さんにお金持ちが来たけど、お父さんが挨拶しに行ってくれないとお近づきになれないじゃない!とか、息子がいないから財産は子供に残せられない・・・とか、家族の中に駆け落ちした人がいるなんて、もうおしまいだ・・・とか、当時のイギリスのリアルな事情が描かれています。

また、馬に乗ってビングリーさん家に行けば泊まらせてもらえるとか、コリンズ氏のことが対して好きじゃないのに妥協で結婚して、庭仕事をしたら?と勧めてなるべく顔を合わせないようにするシャーロットとか(リアルすぎます^^;)、もう悪い男だというのはばれているのに、リディアとの結婚後エリザベスに「そういえばミスター・ダーシーをロンドンで見ましたよ?何やってたんでしょうね・・・」みたいに、いまだに上手くエリザベスを詮索&隠し事をしようとするウィッカム氏(本当に腹の立つ野郎ですよね笑)とか、いろんな人間のリアルな姿が描かれているのが面白いです。

こうしてみると、人間の考え方は200年前も今も、たいして変わらないんだなーということが分かります。

人間ドラマが非常に面白いので、6話あるドラマですが、まったく飽きることなく観ることができます!

 

 

魅力その6「物語のその後を考える際に生まれる不安」

無事ミスター・ダーシーと両想いになり、結婚するエリザベス。

めでたしめでたし、で本作は終わるのですが・・・。果たして本当にハッピーエンドで終われるのでしょうか?

結婚って、終わりじゃなくて始まりですよね。

しかもエリザベスの周りには結構問題が残ったままのような気がします。

キャサリン・デ・バーグ令夫人はカンカンに怒っているでしょうし、彼女に心酔するコリンズ氏は、シャーロットに「エリザベスとはもう会うな!」と言うかもしれません。

リディアはウィッカムと結婚し、「駆け落ち」は止めることができたものの、今やウィッカムは義弟。会うことはほぼないと願いたいですが、あのセコイ男のことですから、またあらゆる手でダーシー家に迷惑をかけるのではないでしょうか?

またジェーンとビングリーはなんとも清らかなカップルですが、周りには卑しい人間はたくさんいます。あのお人よしの性格のままで、彼らは本当に悪い人たちの被害に遭わずにやっていけるでしょうか?実際ドラマの6話で、お父さまがジェーンに「召使いに騙されるぞ」と話していました。それがなんだかとても印象に残りました。

そしてミスター・ダーシーとエリザベスですが・・・。

努力をして素敵な男性となったミスター・ダーシー。もとから良い性格と、親しい人たちは言っていましたが、それでもあのツンツンとした性格、恥ずかしさから必要以上に批判的になる性格は、そんな簡単に直るものなのでしょうか・・・?生活の小さなところでそういった性格がまた現れて、ちょっとした諍いの原因にはならないでしょうか??恋は盲目。今はお互い相手のことが大好きなので、素敵な自分のままでいられますが、時が経ったら・・・。なんていろいろ考えさせてくれるのもまた、本作の魅力なのではないでしょうか?

実際、「高慢と偏見」の続編を書いた作品もいくつかあるようです(ジェーン・オースティンの作品ではありません)。いわゆる「二次創作」ですね^^ 昔からやはり人間は、好きな作品の続編を自分なりに考えるということをしていたのですね!これもまたいつか読んで、記事にしたいと思います!

 

 

BBCドラマ版「高慢と偏見」6つの魅力 まとめ

さてここまで、BBCドラマ版「高慢と偏見」の6つの魅力をご紹介いたしました。

昔の作品だからとかしこまる必要ありません。今でも十分に楽しめる恋愛&人間ドラマとなっています。

ジェーン・オースティンの作品に触れてみたい人、原作が好きな人、イギリスの美しい景色が好きな人、ブリジット・ジョーンズの日記が好きな人・・・いろんな人がいろんな視点で楽しめる作品となっています。

もし興味をお持ちなら、この機会にぜひ観てみてください!

ここまで読んでくださってありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました