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英語の名作が読みたいけれど、大作を読むほどの時間は割けないという方や、英語で書かれた短編小説の名作を探しているという方に、おすすめの短編小説をご紹介いたします。
【英語多読】おすすめ短編小説
※短編小説の紹介なので、ものによっては該当作品だけではない”作品集”をリンクしています。英語版と日本語版で作品目録が完全一致しているわけではないので、ご注意ください。
The Lottery
| 著者 | Shirley Jackson |
| 出版年 | 1948年 |
まずご紹介するのは、シャーリィ・ジャクスンの「くじ」。
シャーリィ・ジャクスンの作品は、人の悪意や意地悪な気持ちが時にはダイレクトに、時にはやんわりと表現されています。その特徴がガッツリと表れているのがこの作品。もっと柔らかい感じの作品もいろいろありますので、シャーリィ・ジャクスンの作品が醸し出す「ダークさ」が気に入ったら、ぜひ他の作品も読んでいただきたいです。
作品はそこまで古くもなく、登場人物間での会話文も多いので、英語は割と読みやすいです。
日本語版↓
A Good Man Is Hard to Find
| 著者 | Flannery O’Connor |
| 出版年 | 1953年 |
フラナリー・オコナーは短編小説の名手として知られています。
ほとんどの作品には共通して、南部の雰囲気と宗教の考え、そして悪意と暴力が織り交ぜてあります。好き嫌いが分かれる作家だと思いますので、まず有名な「A Good Man Is Hard to Find」を読んでみて、良いかもと思ったらぜひ他の作品も読んでみてください。
作者が伝えたいことがいまいち分かりづらく難解な作品が多いのですが、解説を読んだりしながら読み返すと、今までとは違った視点で物語を読むことができるので楽しいですよ!
そこまで古い小説でもないので、英語も意外と読みやすいです。南部特有の単語などを学ぶことができます。
日本語版↓
The Yellow Wallpaper
| 著者 | Charlotte Perkins Gilman |
| 出版年 | 1892年 |
シャーロット・パーキンズ・ギルマンが著した「黄色い壁紙」。6000語の短編小説で、アメリカにおけるフェミニズム文学の先駆けとして評価されています。
読んでいて感じるのはその狂気と不気味な雰囲気!ホラー小説としてもとてもよくできた名作です!狂気の雰囲気の中に、抑圧されたまま人生を終えた女性たちの叫びがねっとりと凝縮されているように感じました。「黄色」という、基本的には明るくポジティブなイメージを持たせる色が、この小説の中では急におどろおどろしい、狂気を蓄えたものにイメージを変えます。
英語に関して言えば、1892年出版の作品なので、多少の古さや読みづらさは感じるものの、それほど大きな障害とはなりません。短編小説ですので挑戦もしやすいです。
フェミニズム文学か~と思う人もいるかもしれませんが、敬遠する必要はまったくございません!純粋にホラー小説としても十分に楽しめます。ぜひ読んでいただきたい作品です。
日本語版↓
Don’t Look Now
| 著者 | Daphne Du Maurier |
| 出版年 | 1971年 |
「鳥」や「レベッカ」など、サスペンス作家として有名なダフネ・デュ・モーリアの短編小説です。
ミステリアスな雰囲気と、読んでいるうちに背筋がゾワゾワするようなホラーの雰囲気とを兼ね備えた物語となっています。舞台がヴェネツィアなのもまた、作品の物語性を高めますね!スマホみたいな便利デバイスがなかった頃だからこその作品といった感じです。
英語もあまり難しくはなく、イタリアの地名やイタリア特有の単語などを学ぶことができます。
日本語版↓
An Occurrence at Owl Creek Bridge
| 著者 | Ambrose Bierce |
| 出版年 | 1890年 |
なんともいえない読後感に襲われる作品。ネタバレしたくないのであまり内容には言及できませんが、薄暗い橋の上の雰囲気、川の匂いと水の冷たさ、虫たちや地面の感触などが小説から伝わってきます。そして死を目の前にした者の気持ちや脳内などがとてもリアルに表現してあります。
英語は古いうえに表現が難しかったりして、ところどころ読むのが難しかったです。でもとにかく短いので、単語の意味を調べたりしながらでも十分読み切ることができます!
日本語版↓
まとめ
いかがでしたか?気になる小説はありましたでしょうか?
忙しい日々の中、本一冊を読むのもなかなか難しいけれど、英語の作品が読みたいという方に、または良い短編小説をお探しの方に、おすすめの洋書の短編小説をご紹介させていただきました。
この記事が皆様の次の本選びの参考になれば幸いです。

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