【映画紹介】息が詰まるような環境で・・・それぞれの人生の歩み方

映画・ドラマ

みなさんこんにちは、こずえです。

今回は、「恵まれない環境で生きる主人公」が出てくる映画をまとめました。

育ってきた環境が悪かったと感じる方、恵まれない家庭で育ってきた方、自分なんてまだましな方なんだな、と思いたい方、ぜひ映画の中の登場人物たちの人生を覗いてみませんか?

参考になること、反面教師になること、いろいろあるはずです。

それではご紹介いたします!

 

【映画紹介】息が詰まるような環境で・・・それぞれの人生の歩み方

ギルバート・グレイプ

原題What’s Eating Gilbert Grape
監督ラッセ・ハルストレム
キャストジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス
上映年(日本)1994年
上映時間118分
簡単なあらすじ

アイオワ州の小さな田舎町に暮らすギルバート・グレイプ。父は亡くなり、母はそのショックから過食に走り、家から一歩も外に出ない。姉妹2人とともに、知的障害のある弟と母を養う。夢も持てないような日々の中、ギルバートは町にやって来た女性、ベッキーに出会う。

この映画、あらすじだけ読むと何ともしんどい映画のように思えます。実際観ていて「辛い人生だな・・・」と思うのですが、いつもどこか優しいヴェールをまとったような雰囲気があります。だから観ていてそこまで気分が落ちることはありません。また無理に涙を誘うような演出もないため、好感が持てます。

ベッキーという女性が出てくるのですが、彼女がとっても素敵な女性なんですよ~!「イイ女」って、本当は彼女のような人のためにある言葉だと思います。

ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが出演という、今観るととっても豪華な映画です!

ジョニー・デップというと、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「シザーハンズ」など、メイクや衣装が奇抜なキャラクターを演じる印象が強かったので、こんな自然な演技もするんだ!と驚きました。レオナルド・ディカプリオの方は障害のある青年を演じていたのですが、これもまた驚くほど上手で、2人の演技も確実に映画の見どころとなっています。

あまり重苦しくない映画が観たい方、爽やかな気分になりたい方におすすめの映画です!

 

8 Mile

原題8 Mile
監督カーティス・ハンソン
キャストエミネム、ブリタニー・マーフィ、メキ・ファイファー、キム・ベイシンガー
上映年(日本)2003年
上映時間110分
簡単なあらすじ

トレーラーハウスで母と幼い妹と共に暮らす青年「B・ラビット」ことジミー。廃れた街で貧困にあえぎながら暮らす彼の夢は、ラップで成功し、8マイルロード(白人(富裕層)と黒人(貧困層)を分けるライン)の向こう側へ行くことだった。

世界的に有名なラッパー、エミネムの半自伝的な映画です。

ジミーは白人でありながら貧困層で、黒人だらけの街で暮らしています。ラップというのも黒人だらけの世界。良い仲間たちもいるけど、常に疎外感がつきまといます。

家庭も崩壊状態。母親は飲んだくれて自堕落な生活を送っていて、ジミーの先輩と関係を持ったり(最悪!)する状態。そんな中でジミーは幼い妹を支えながら、抜け出せない苦しみの中で悶々としながら生きていきます。

絶対に失敗は許されない!という強い覚悟があったからこそ、エミネムはあそこまで登り詰めることができたのだと思い知らされます。恵まれない環境で育ったからこそ、その辛さや怒りをバネにして大成功した例ですね。

この映画の主題歌となった「Lose Yourself」は大ヒットを記録し、エミネムの代表曲となりました。この曲の歌詞からもエミネム、そしてジミーの強い意志が感じられます。

強い意志を持って何かを成し遂げたいと思うときに、この映画からエネルギーをもらってください!

 

Pearl パール

原題Pearl
監督タイ・ウェスト
キャストミア・ゴス、デヴィッド・コレンスウェット、ダンディ・ライト、アリスター・シューエル
上映年(日本)2023年
上映時間102分
簡単なあらすじ

小さな農場で両親とともに暮らすパール。夫は戦場に行き、父の介護をしながら農場の仕事も行い、厳格な母に支配され、息の詰まるような生活を送っていた。そんなパールの数少ない息抜きは映画鑑賞だった。スクリーンの中で踊るダンサーたちにくぎ付けになったパールは、ある日ショーのオーディションがあることを知り、参加することを決めたが・・・。

恵まれない家庭環境で育ったために、人に優しくなれる人もいれば、怒りをバネに成功する人もいる。しかし、モンスターになってしまう人もいる・・・。「Pearl パール」では、モンスターになってしまった人の物語を観ることができます。

先にご紹介した「8 Mile」は、どん底の生活なのかで夢をつかみ取ったサクセスストーリーでしたが、全員が全員、夢をつかみ取れるわけではありません。むしろ夢をつかみ取れない人の方が多いですよね。この映画は、そちら側の人の人生を描いた作品です。

恵まれない家庭環境で育った当事者の方は、この映画は参考になさらないでくださいね。どちらかと言えば、こういった人を生み出さないためにも、良い環境で人を育てなければいけないという教訓として、これから子育てをする人に観てもらいたいですね。(でも、まあ、そんなかしこまって観ることはないですけどね^^; 純粋にホラー映画として楽しんでいただければ!)

ミア・ゴスの怪演は必見です!

SKIN/スキン

原題Skin
監督ガイ・ナティーブ
キャストジェイミー・ベル、ヴェラ・ファーミガ、ダニエル・マクドナルド、マイク・コルター
上映年(日本)2020年
上映時間118分
簡単なあらすじ

白人至上主義を掲げるブラッドとシャリーンに育てられたブライオン。とある集会で3人の娘を育てる女性ジュリーと出会い、2人は徐々に惹かれ合う。彼女との付き合いをきっかけに、ギャング団から抜け出すことを決意したブライオンだったが・・・。

恵まれない家庭環境と言えば、酒やドラッグ、貧困などが一番に思いつきますが、思想あるいは宗教というものも大きな影響を及ぼしますよね。

この映画に出てくる主人公ブライオンは、もともとは母子家庭で育っていましたが、酒のせいで母が亡くなってしまい、その後父に引き取られますが、その父も酒浸りの生活を送っており、耐えられなくなって家を出ます。そこでブライオンを拾ってくれたのがブラッドとシャリーン。2人への恩義があるからこそ、ブライオンは白人至上主義のギャング団を抜け出しにくく感じています。

親が何か強い思想を持っていたという方は、この映画を観て何か感じるものがあるのではないでしょうか?

この映画を観ていてもうひとつ思うのが、不幸な家庭は連鎖するということです。今回の主人公はブライオンで、彼も不遇な環境の被害者ですが、ジュリーの娘たちもまた被害者です。ブライオンと母が結婚したことによって、危険な目に遭ってしまいます。いかにその不幸の連鎖を断ち切るか、それが大切なんだと映画を観て思います。

実話をベースとした映画となっています。興味のある方はぜひご覧ください!

※犬が無事じゃない描写があるので、苦手な方はお気をつけください。

 

ロケットマン

原題Rocketman
監督デクスター・フレッチャー
キャストタロン・エジャトン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード
上映年(日本)2019年
上映時間121分
簡単なあらすじ

自らのライブから逃げ出したエルトン・ジョンは、依存症患者のセッションに参加していた。愛されたい者に愛されない過去、愛していた者に裏切られた悲しみ・・・奇抜な衣装を脱ぐとともに、少しずつ彼は、彼の心の内を表していく。

エルトン・ジョンの半生を描いた作品です。観る人によっては、そんなに恵まれない環境ではないんじゃない?と思われるかもしれません。お金に困っているわけでもなく、好きな音楽もやることができ、それで大成功を収めているのですから。

でもエルトンの家庭には決定的に足りないものがありました。それは「両親からの愛」です。

おばあちゃんはエルトンを大事にしてくれていたかもしれません。でも子供からすると、親ってやっぱ何よりも大切な存在ですよね。そんな親から愛された記憶がなければ、成長の過程で大きな影響を与えるのは確実です。

外から見た感じでは、エルトンは大成功を収めたアーティストです。でも、どんなに仕事で成功を収めて、夢を叶えても、愛という支えがないと人間はダメになってしまう。それがこの映画から伝わってきます。

エルトン・ジョンの歴代の名曲たちも楽しめる映画となっていますので、ぜひご覧ください!

 

まとめ

いかがでしたか?何か気になる作品はありましたでしょうか?

子供の頃は気づかないけれど、大人って言うほどすごくもないし、正しいわけでもないんですよね。成長するとだんだんそれに気づいてきて、自分の両親のことですら、ある程度客観的に見ることができるようになります。その過程で、特別な愛のようなものが消えていくような気がして悲しくはありますが、それは自分が成長しているという証ですね。

なにか環境に不満があるときは、今回ご紹介した映画をご覧になってください。息の詰まるような日々を抜け出すヒントが隠されているかもしれません。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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