「好きな映画はなに?」という質問に答えにくい理由

映画・ドラマ

※この記事は映画「X エックス」のネタバレを含みます。

 

「好きな映画はなに?」

 

映画好きの人なら分かると思うのですが、この質問に答えるのはなかなか難しい。

その理由として最初に挙げられるのは、「質問した人が知っている映画を挙げないと、微妙な雰囲気になるから」なのですが・・・

私としては他の理由もあります。

それは、「ひとつの視点のみから映画を評価する人が多い」からです。

 

ある日私は、「X エックス」というホラー映画を観ました。


↑これです

観たらとても良い映画だったので、「この映画好き!」とSNSでつぶやきました。

そしたらある人から、「こんなエロい映画が好きなのか!?」といったようなコメントを頂いたんですね。

ええ・・・まぁ、そう言いたくなるのは分かりますよ。だって内容的には、ポルノ映画スターを目指す主人公が仲間と一緒に、ポルノ映画の撮影のために旅行に出かけるという話ですから。実際に濡れ場シーンも結構あったので、エロいという印象は残ってしまうかもしれません。

ただ私が好きだった点は、ずっとスターになりたいと望んでいたマキシーンが、殺人という行為によってスターになれたという設定でした。(ただこの解釈も間違っていたと気づきました。「マキシーン」を観てないのでなんとも言えないのですが、マキシーンは犯人だとバレずに暮らしているみたいですね^^; 終盤に出てくるテレビの映像で、娘マキシーンは悪魔の手に渡ったという話をしている男がいたので、マキシーンが殺人鬼だと世間に知れわたる未来を暗示しているのだと思ったのですが・・・)

とりあえず、コメントをしてきた人には「エロいとかは関係なくて、あのストーリーが好きだったんだよ」とやんわり答えたのですが・・・。やっぱりそうやって考える人っているよな~~と思いました。

 

他の例を挙げると、私は「君の名前で僕を呼んで」という映画も大好きです。

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これを好きって言うと、たぶん多くの人が「こいつは腐女子だな」と思うと思います(笑)。

もっと言うと、「成人と未成年の関係を擁護する奴なんだこいつは!」と批判の目で見られると思います。

ただその意見にも、う~ん・・・となってしまいます。だって私が注目しているのはそこではないですもん。

腐女子だなというご意見には、真っ向から否定はできないですが(笑)、それよりも私が好きなのは、この映画の空気感、色、音楽なんですよね。エリオたちの住む家を抜ける風とか、日光の熱さとか、バスルームに干してある水着の映像とか、そういったものがとても美しくて、大好きなんです。

成人と未成年の関係については、現実であればそれには否定的ですし、「そういうものが受け入れられないから、映像等が綺麗であってもこの映画は生理的に無理」という人の意見にもうなずけます。でも、「君の名前で僕を呼んで」が好き=成人と未成年の関係を擁護している という意見には賛成できません。「ジョン・ウィック」が好きな人全員が殺しが好きなわけではないですよね?それと同じです。

ごめんなさい。この記事を読んでいるあなたに対して怒っているわけではないのですよ(笑)。愚痴を言ってるだけなんです!

「君の名前で僕を呼んで」に関しては、別記事にて詳しく愛を語っていますので、良かったら読んでみてください↓

「君の名前で僕を呼んで」の好きなところ7つ+豆知識

 

あともうひとつ例を挙げると、私は「ピアノ・レッスン」という映画も好きなんですよ。

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これもね、観たことある方は分かりますよね。好きだと言いにくい理由・・・^^;

「ふふーん、こんなプレイが好きなんだな~、アンタ」ってたぶん思われます。ちがーう!違うんです!

私が好きなのは、主人公エイダの強さなんです。話すことをやめるかどうか、あんなことをしてきた男だけど愛するかどうか、死ぬか生きるか、そんなことを全て自分で決めてしまうその強さが好きなんです!

 

これがまた厄介なのは、「ちがう!そうじゃなくて!」って否定すればするほど、またまた~ムキになっちゃって!って思われるところなんですよね^^;

そう思われる時点で相手は真剣にやりとりしてないですから、こちらも真剣に受け取る必要はないんですけど、素直な心の内をね、匿名の誰にも読まれないようなブログの記事でぐらいはね、言わせておくれよ。

それでもまあ、SNSはまだ発信しやすい方だと思います。理解のある方が多いです。

特に同じように映画が好きな人は、そうやって様々な角度で映画を観ることを知っているので、そんな風に言う人も少ないでしょう。でもやはりたまにいるんです。いるんですよ~・・・。

対面で人と話すときは、もっと気を遣いますよね(笑)

相手が知らない映画を挙げても話弾まないし、知っててもどぎつい映画言ったら変な反応されるだろうし。

こういう時に私が挙げるお決まりの映画があります。

それは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」です!

これは実際に好きなので、嘘を言ったことにはならないですし、有名なので人にも分かってもらえる。キワドイ表現等もないので、恐れずに「好き」と言える。

でもこれ言うとそれはそれで、「ええ~そんな有名どころしか観てないの~?!」って言われる危険性はあります(笑)

 

まああれこれ愚痴を言いましたが、結局自分に「強さ」があればそんなことはどうでもいいのです。そう、エイダのような強さがあれば(笑)。

ええ~!エロいー!だの腐女子ー!だの言われても、「いや違うんです私が好きなのは・・・」って説明できる冷静さと真剣に伝える真心があればいいんです。結局は自分の問題なんです。

でも、でもね・・・。

もっと様々な角度から映画を観ようよ。そんなありきたりな反応してたらつまんないよ。映画好きな人に「好きな映画」を聞いたら、相手は真剣に、情熱をもって話すのだから、それを茶化してはいけないよ。

それに気づいてくれる人が、少しでも増えたら嬉しいな。そんな風に思います。

愚痴を聞いてくれて、ありがとうございました!笑

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